ウエコロジーの高崎三沙代です。
4月ごろからソーラーパネル&蓄電池で全てではなくても我が家の大部分をOffGridで生活しています。感動!快適!
ローカルに自給できる&心置きなく現代的な家電を利用できる気持ち良さがすごいです。
結果としては、4月時点で晴れた日であれば、日中は充電率100%(2046wh)になり、ドライヤーもオーブンも動くし、翌朝まで冷蔵庫(2009年製265ℓ)、炊飯器の保温が持ちます!今後はこの発電力の全てを回収し、エアコンなども使えるように蓄電池の容量を拡張していきたいところ。
2012年に原発の事故があって、エネルギーを買うということが、遠い産油国からの化石燃料の輸送と燃焼からの二酸化炭素の排出、行き場のない放射性廃棄物などなどの、大きなシステムとしての課題を孕んでいることを知り、自給に憧れてきました。それが今やっと現実に!
ハウスメーカーなどが導入する蓄電池システムは200万とかするらしいので、23万円でDIYできたのはGOOD👍
最近はアウトドアブームでポータブル電源も安く手に入るようになり、JackeryやECOFLOWなど、もろもろを比較検討し、我が家は3月にBluetti AC200MAXを購入。購入当時はクーポンがあり20万円なり。現時点では最新モデルがクーポンありで同じく20万円相当👇
蓄電池にインバーター、チャージコントローラーなど組み合わせるパターンも調べましたが、電気屋さんでもないので配線など心配だったし、価格優位性もそこまでなく。その点ポータブル電池は線を差し込むだけで発電と給電開始できる。
ポタ電購入の条件としては現時点で安全で一番長持ちすると言われている「リン酸鉄リチウムイオン電池」を採用していることと、低価格、高出力。
我が家の使用目的は、日常的な家電。ポータブルでアウトドア使用もしたいが、夏場のエアコンを動かせる出力があること。
→結果として、動きました!
リン酸鉄リチウムは理論上は充電サイクル数(充電→使用のサイクル)3500回と言われており、初期投資の23万円相当÷3500=65.7円/1回の充電となる。
1日のフル充電の2,048whを翌朝までに使い切る(1サイクル)とすると、全国家庭電気製品公正取引協議会「電力料金目安単価」から1kWhあたり27円(税込)として計算すると、2.048×27円=55.29円となるから、グリッド電源のほうが安い。が、電気代は年々上がっており、実際はこの計算には入っていない「日中に貯めては使える電気」もあるし、なにより災害時だけでなく平時もローカル発電の安心と喜びはすごい。
パネルはソーラーオフ社のセールで210wのソーラーパネルを1枚7,800円で3枚購入。
Bluettiの充電量はMAXで2,048wなので、1日の日照時間を平均3.5時間とすると、フル充電するには2048wh/3.5h=585wは必要という計算。つなぎ口の規格がMC3とMC4を間違えるという凡ミスもありながら、夫がなんとかしてくれる。架台も夫がいつものカーマで材料を買ってすぐに作った!
最初ソーラーパネルを繋いだ時は通電がなく困ったが、Bluettiのカスタマーサービスの方も丁寧に対応くださり、現在太陽エネルギーを電気に変え恩恵を毎日よろこび受けています。